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授業内容


  • 生活ニーズと支援技術 Assistive technology for people with special needs
  • 2023年度・後期・月曜2時限・学部1年
  • 生活上のニーズを発見し、解決のアイデアを創造する体験をします。
  • 授業の質問等は授業後の時間(E1号館207研究室)に対応します。
授業概要 高齢者や障害者が主体的な生活を営むためには、生活上のニーズを整理し、適切な支援技術を活用することが重要である。本科目では生活ニーズを捉える視点を発見し、新しい解決方法を発想して表現する。そのためのインプットとして、福祉に明るい識者や障害をもつ当事者を招いて討論し、生活の現状や支援技術の実例を学ぶ。またアウトプットとして、支援技術のアイデアをグループごとに話し合い、映像コンテンツとして表現する。受講者同士による相互評価や自己評価を通して、インクルーシブ社会を実現するアプローチの多様性を体験する。
到達目標 1.生活支援技術の新しいコンセプトやアイデアを提案できる。[R-DP-1(1)]
2.生活者のライフステージに応じて必要な支援を説明できる。 [R-DP-2(1)]
3.グループワークにおいて、自己の役割を見つけ行動できる。[R-DP-2(2)]
4.インクルーシブな環境と人的支援のあり方を理解できる。 [R-DP-3(2)]
履修条件, 他科目との関係 ロボット・メカトロニクスを学ぶ上での人間理解として履修されたい。
授業形式, 形態 講義とともにグループワークによる実習を行う。
評価方法 グループの課題製作に関する相互評価と自己評価、及び、個人ごとの報告書を総合して評価する。
学修上のアドバイス 課題発表に対して適宜、助言やコメントを行う。
教科書 グループワークの課題テーマに応じて参考となる資料を紹介する。
授業参考図書 1.よくわかる障害学・小川喜道,杉野昭博,編著・ミネルヴァ書房
履修上の注意 授業サイト経由で資料を配布する。授業サイト: https://www.syblab.org/

授業計画


回数 年.月.日 学修内容 学習課題
01 2023.09.25 ガイダンス:
[講義] 介護医療福祉分野の研究動向
[事前] 本科目のシラバスを読む。
[事後] 介護医療福祉分野の動向を調べる。
02 2023.10.02 介護医療福祉分野の開発事例1:
[講義] ロボット機器による支援分野を学ぶ。
[実習] グループ内で自己紹介を行い、リーダを決定する。
[事前] ロボット機器による支援分野を調べる。
[事後] グループの課題テーマを作案する。
03 2023.10.09 介護医療福祉分野の開発事例2:
[講義] ロボット機器による移動・移乗支援を学ぶ。
[実習] グループの課題テーマを討議し決定する。
[事前] 移動・移乗に関する支援形態を調べる。
[事後] 1枚スライドの課題テーマを作案する。
04 2023.10.16 特別講演1:
[講義] 身体的な障害と支援機器を学ぶ。
[実習] 講演に関する感想を報告書にまとめる。
[事前] 身体的な障害に関する支援形態を調べる。
[事後] 報告書(講演1)を提出する。
05 2023.10.23 介護医療福祉分野の開発事例3:
[講義] ロボット機器による見守り・コミュニケーション支援を学ぶ。
[実習] グループで1枚スライド(テーマ・ニーズ・解決技術を含む)を製作する。
[事前] 見守り・コニュニケーションに関する支援形態を調べる。
[事後] 1枚スライドの素材を製作する。
06 2023.10.30 介護医療福祉分野の開発事例4:
[講義] ロボット機器による排泄・入浴支援を学ぶ。
[実習] グループごとにスライド(1枚版)を1分発表し、質疑応答する。
[事前] 排泄・入浴に関する支援形態を調べる。
[事後] スライド(1枚版)を提出する。
07 2023.11.13 介護医療福祉分野の開発事例5:
[講義] ロボット機器による介護業務支援を学ぶ。
[実習] グループで複数枚スライド(類似研究・開発事例・新規性を含む)を製作する。
[事前] 介護業務に関する支援形態を調べる。
[事後] スライド(複数枚版)を提出する。
08 2023.11.20 中間発表会
[実習] グループごとにスライド(最終版)を2分発表し、質疑応答する。
[事前] 中間発表会の役割分担を確認する。
[事後] スライド(最終版)を提出する。
09 2023.11.27 特別講演2
[講義] 視覚的な障害と支援機器を学ぶ。
[実習] 講演に関する感想を報告書にまとめる。
[事前] 視覚障害と支援機器を調べる。
[事後] 報告書(講演2)を提出する。
10 2023.12.04 グループワーク1:
[実習] グループで10秒動画を製作し、音源を準備する。
[事前] 動画編集の方法を調べる。
[事後] 動画と音源の素材を整理する。
11 2023.12.11 グループワーク2:
[実習] グループごとに課題テーマのねらいを30秒紹介し、音響付き動画(10秒版)を上映し、質疑応答する。
[事前] 動画と音源を統合する。
[事後] 音響付き動画(10秒版)を提出する。
12 2023.12.18 グループワーク3:
[実習] グループで音響付き動画(60秒版)を製作し編集する。
[事前] 動画と音源の素材を追加する。
[事後] 動画と音源による効果的な表現方法を調べる。
13 2023.12.25 リハーサル発表会:
[実習] グループごとに課題テーマのねらいを30秒紹介し、60秒音響付き動画(リハ版)を上映し、質疑応答する。
[事前] 音響付き動画を最終調整する。
[事後] 60秒音響付き動画(リハ版)を提出する。
14 2024.01.15 最終発表会:
[実習] グループごとに課題テーマのねらいを30秒紹介し、60秒音響付き動画(最終版)を上映し、質疑応答する。
[事前] 上映時の役割分担や上映機器を確認する。
[事後] 60秒音響付き動画(最終版)を提出する。
15 2024.01.22 相互評価会:
[実習] 全グループの製作物を受講者同士で相互に評価し、自己評価をまとめる。
[事前] 全グループの60秒音響付き動画(最終版)を視聴する。
[事後] 相互評価及び自己評価シートを提出し、振り返りを行う。