syblab

トップ / 講義科目 / ロボメカ基礎ユニットII [シラバス22] japanese


授業内容


  • 2022年度・後期・金曜2,3,4時限・学部1年
  • マイコンで動くロボットとプログラムを製作し、レースで競います。
  • 授業の質問等は授業後の時間(E1号館207研究室)に対応します。
授業概要 ロボットや機器を創り出すための基礎として、ロボットとメカトロニクスの知識や技術に関する導入的な演習・実習を行う。本授業を通じて、モノを創る出すために何が必要かを理解する。また、システム構築の課題を通じて開発プロセス(Plan-Do-Check-Act)の基礎力を身につける。さらに、成果報告会、報告書作成を通じて技術的な好奇心や技術文章を作成する能力の向上を図る。 特にアナログ入力センサを扱った技術に取り組む。
到達目標 1.マイコンを中心としたハードウェアおよびソフトフェアを含む基礎的電子回路システムを作製できる。 [R-DP-3(1)]
2.課題解決のために必要な問題を発見し、解決することができる。 [R-DP-1(1)(2)(3)]
3.作業中や報告書において、自分の考えを的確に伝えることができる。[R-DP-2(1)]
履修条件, 他科目との関係 回路設計入門、プログラミング、応用力学、基礎電気回路、ロボット工学概論と関連づけて学ぶこと。
授業形式, 形態 前半に講義、後半に演習を行う。
評価方法 報告書の内容、成果報告会の発表内容、作業内容や授業態度を総合評価する。
学修上のアドバイス 授業は学修内容の積み重ねで進行するので、欠席しないように。
教科書 なし
授業参考図書 1.超お手軽マイコンmbed入門・勝純一・CQ出版社
2.はじめてのmbed電子工作・勝純一・理工学社
3.mbed電子工作レシピ・勝純一・翔泳社
履修上の注意 毎授業にgcc4mbedがインストールされているパソコンを持参すること。 電子回路や機器を扱うので怪我をしないように教員の指示に従って取り組むこと。

授業計画


回数 年.月.日 学修内容 学習課題
01 2022.09.23 ロボットの整備:ロボットの整備とプログラム開発の復習を行う。 [事前] 基礎ユニットIの内容を振り返る。
[事後] プログラム開発手順について整理する。
02 2022.09.30 アナログ入力:mbedマイコンでアナログ入力のマイコンプログラム開発を習得する。 [事前] 配布資料などを通じて予習する。
[事後] アナログ入力について整理する。
03 2022.10.07 シリアル通信:シリアル通信によってアナログ値をモニタリングすることでデバイス状態の把握を習得する。 [事前] 配布資料などを通じて予習する。
[事後] シリアル通信について整理する。
04 2022.10.14 測距センサ:mbedマイコンと測距センサで距離を測定する技術を学び、高度なセンサの使用方法を習得する。 [事前] 配布資料などを通じて予習する。
[事後] 測距センサについて整理する。
05 2022.10.21 障害物回避ロボットの作製:状況に応じた行動をとるロボットを作成することで論理的な思考を習得する。 [事前] 配布資料などを通じて予習する。
[事後] 障害物回避のアルゴリズムを整理する。
06 2022.10.28 障害物回避ロボットの作製:状況に応じた行動をとるロボットを製作することで論理的な思考を習得する。 [事前] 配布資料などを通じて予習する。
[事後] 障害物回避のアルゴリズムを整理する。
07 2022.11.11 机から落下しないロボットの作製:状況に応じた行動をとるロボットを製作することで論理的な思考を習得する。 [事前] 配布資料などを通じて予習する。
[事後] 落下しないアルゴリズムについて整理する。
08 2022.11.18 ライントレースロボットの作製:状況に応じた行動をとるロボットを製作することで論理的な思考を習得する。 [事前] 配布資料などを通じて予習する。
[事後] ライントレースするアルゴリズムについて整理する。
09 2022.11.25 ライントレースロボットの作製:状況に応じた行動をとるロボットを製作することで論理的な思考を習得する。 [事前] 配布資料などを通じて予習する。
[事後] ライントレースするアルゴリズムについて整理する。
10 2022.12.02 槍の作製:サーボモータを使った槍を作製し、状況に応じて槍を使用するロボットを製作することで論理的な思考を習得する。 [事前] 配布資料などを通じて予習する。
[事後] サーボモータの制御について整理する。
11 2022.12.09 ロボットレースに向けた開発:コースとルールに従ったロボットを開発することで問題発見・解決力を習得する。 [事前] 配布資料などを通じて予習する。
[事後] ロボットの行動制御について理解する
12 2022.12.16 ロボットレースに向けた開発:コースとルールに従ったロボットを開発することで問題発見・解決力を習得する。 [事前] 配布資料などを通じて予習する。
[事後] ロボットの行動制御について理解する
13 2022.12.23 ロボットレースに向けた開発:コースとルールに従ったロボットを開発することで問題発見・解決力を習得する。 [事前] 配布資料などを通じて予習する。
[事後] ロボットの行動制御について理解する
14 2023.01.13 成果報告会:ロボットレースを通じて、半期の成果の総まとめを行う。 [事前] ロボットレースに向けたロボットを作製する。
[事後] 報告書をまとめる。半期を振り返り、自己評価する。
15 2023.01.20 見学会:上位学年のロボット開発設計ユニットII,IVの報告会を見学することでロボットに関する知見を広げる。 [事前] 事前に報告テーマを確認する。
[事後] 今後取り組みたいテーマについて検討する。
備考 進捗により進行が変わる場合がある。